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間があいてしまいましたが、カンボジア旅行記その2です。
【3日目】
3日目も元気に遺跡観光です。
ホテルでもりもり朝食を食べた後、ロビーでガイドさんと合流です。
前日も3組のご夫婦とガイドさんとでぞろぞろツアーだったのでこの日もそうかと思えばなんとガイドさんと我々と運転手さんの4人旅。
決められたコースは回るけれど、時間が余ったら好きなところ連れて行くよーと言われあまりの好待遇に呆然となりました。
■アンコール・トム
午前中はアンコール・トム見学です。
何しろ広いので、車でポイントを見て回る形です。
感動したのは中心にあるバイヨン寺院!
ガイドブックなどでは巨大な観音様の顔が四面にある塔で有名なところですね。
ガイドブックで知りましたけど。
そんな観世音菩薩の四面塔が全部で54あるらしいです。
顔だらけですが、その顔もひとつひとつ違うので「お気に入りの顔を見つけてね!」的なことをガイドさんが言ったような言ってないような。
遺跡は広い上に、そんな四面塔がそこここにあって異様な迫力です。
どう言葉に表したものか悩みますが、とにかくすごかったと小学生並みの言葉しか出てきません。
すごかった、大きかった、圧倒された。
そんなバイヨン寺院でございました。
バイヨン寺院からまた車に乗り、
・象のテラス
・王のテラス
・ライ王のテラス
のテラス三昧へ。
写真は王のテラスからの眺めです。
テラス前に軍勢が集結して云々の場所なので、この緑色部分にぞろっと兵士が並んでたのかなーといった具合ですね。
王様の眺めをおすそわけされました。
■タ・プローム
王様の眺めを堪能した後は、タ・プロームへ移動です。
ここの見どころはガジュマルの根が絡みつく遺跡たち。ガイドブックで見てその神秘的とも言える絵にかなり楽しみにしてました。
当然、そんな魅力的な場所であるので人の量もすごかったです。
人が入らないように写真撮るのに必死でした。
神秘的な写真が、撮りたっかたんだ……!
頑張ってみた写真が、左。
根っこが見事に絡みついてますね。
他の遺跡もそうなのですが、ジャングルに埋もれていたのを修復しているのでいたるところに切り株があったり何たりで。
修復スピードよりも壊れるスピードがはやいらしいアンコールワットや、いつかはもっと木が育って崩れちゃうだろうこのタ・プロームとか。
この世の無常さに思いを馳せてしまいますね。
あと何十年後に、カンボジアの遺跡群はどうなっているのかと少し真剣に考えたりもしました。
まあ、この頃から体力ゲージがぐんぐん減っていったんですがね。
■プリア・カーン
午後一発目は2階建ての建物が珍しいプリア・カーンです。
2階建てはさておき、この遺跡、観光客も少なく虫や鳥の声が聞こえてくる静かな遺跡でした。
緑も鮮やかな中に、修復された部分を歩くのですが崩壊したままの部分もあり苔むしてたりもしてさながらRPGの遺跡ダンジョンのような雰囲気でした。
また内部も入り組んでましたしね。
ICOとか思い浮かべてました。
あと、この頃からガイドさんの案内に「この遺跡、これだけ!」と投げやり感を感じるように。
そして、我々も嫌な予感がしてました。
遺跡、飽きたかも。
■東メボン
プリア・カーンの後も3箇所ほどまわりましたが、2つ目の東メボンではっきりと自覚しました。
遺跡に飽いているということに。
エジプトのピラミッドを思い出させる遺跡の高いところでカンボジアの風に吹かれながらしみじみ飽きちゃったことを噛みしめました。
遺跡は確かにすばらしいです。それぞれ違いもあります。
しかし、数を回れば共通点ばかりが目につきますし目新しいものも減っていきます。
ガイドさんの「この遺跡、これだけ!」に絶望を知りました。
■小休憩
遺跡はもういいので他のところ行きたいですとガイドさんに訴え、笑顔で土産物屋とかに連れて行ってもらいました。
そして2日目に行ったアンコールクッキーの店の隣のカフェで冷たいもの食べて小休憩です。
飛行機に乗るまでまだ時間はあります。
遺跡は飽きた、しかし我々にはやり残したことがあります。
アンコール・ワットの第三回廊です。
2日目は仏教の日ということで見学できず見上げるだけだった第三回廊、しかし今日は違います。
仏教の日じゃないので登れます。
他のツアー客もいないので好きなところに行けます。
……行くしかない。
■再びのアンコールワット
お堀の外でガイドさんと別れ、第三回廊へ急ぎます。
限られた時間の中で第三回廊までたどり着き、登り、写真を撮る。なかなかの難易度です。
第三回廊はアンコールワットの中心。メイン部分です。
観光に来た人は登らざるを得ない場所です。
また、一度に登れる人数は決まっているとかで。
ええ、行列ができておりました。並んでから登るまでだいたい20分くらいかかりました。後でガイドさんに聞いたら平均的な時間だそうです。
午後の強烈な日差しの中じりじり待ちましたが、登った後の眺めは素晴らしいものでした。
登ってる途中は急な階段に生きた心地がしなかったのですが、登ってよかった…!!
降りるときも死ぬかと思いましたが、登ってよかった…!!
大急ぎでガイドさんのところに戻って、アンコールワットともお別れなので写真をまたいっぱい撮りました。
修復中の緑シートが残念なのでセピアモードで撮ってみたり。
いい感じな雰囲気的なものが出てるように思います。
その後はバスに揺られ空港へ。
ところでこの日のバスの運転手さんはできる男でした。
私たちが遺跡から出てくると見計らったようについーっと車を寄せてくるナイスタイミングっぷり。
ガイドさんが電話かけてた姿も見なかったし、事前の打ち合わせがしっかりされてたのか観光にかかる時間なんてこんなものと経験からくるあれだったのか。
車まで歩くとか車探して彷徨うことが全くなかった一日でした。ありがとう、そしてありがとう!!
ガイドさんを占有した形でしたが、このガイドさんもとても穏やかな好青年で。
おかげでとても楽しく観光できました。
体力がなくてグロッキーになってたことが申し訳ないです。
■日本へ
飛行機は、気絶するように寝てました。
行きと同じくホーチミンで乗り換えだったのですが、ホーチミンからの便はもう記憶がとぎれとぎれで。
ご飯でてきて食べた以外は気絶してました。
セントレアから東京までの道のりも記憶があんまりないので同じく気絶するように寝てたと思われます。
なんにせよ、とても楽しいカンボジア旅行でした。
もう一度行きたいなーとも思ったり。プリア・カーンみたいに人が少ないところをまったりじっくり自分たちだけで見学できれば楽しいんだろうなと思いつつもクメール語はもちろん英語もできない私には夢のまた夢ですけれど。
観光バスから見えるカンボジアの市街地の景色や、田んぼ、郊外の集落など色々気になるところはありましたが、もしまたカンボジアに行くことがあればきっと今よりもっと素敵になってるんじゃないかな、なっていればよいなと思います。
ガイドさんも運転手さんもホテルの人も空港の人も皆にこにこしてて、それだけで嬉しくなってああいいなあカンボジア好きだなあと思う単純思考なので。
これで終わりじゃなくて、何かできればなあと思ってる今日この頃です。
【3日目】
3日目も元気に遺跡観光です。
ホテルでもりもり朝食を食べた後、ロビーでガイドさんと合流です。
前日も3組のご夫婦とガイドさんとでぞろぞろツアーだったのでこの日もそうかと思えばなんとガイドさんと我々と運転手さんの4人旅。
決められたコースは回るけれど、時間が余ったら好きなところ連れて行くよーと言われあまりの好待遇に呆然となりました。
■アンコール・トム
何しろ広いので、車でポイントを見て回る形です。
感動したのは中心にあるバイヨン寺院!
ガイドブックなどでは巨大な観音様の顔が四面にある塔で有名なところですね。
ガイドブックで知りましたけど。
そんな観世音菩薩の四面塔が全部で54あるらしいです。
顔だらけですが、その顔もひとつひとつ違うので「お気に入りの顔を見つけてね!」的なことをガイドさんが言ったような言ってないような。
遺跡は広い上に、そんな四面塔がそこここにあって異様な迫力です。
どう言葉に表したものか悩みますが、とにかくすごかったと小学生並みの言葉しか出てきません。
すごかった、大きかった、圧倒された。
そんなバイヨン寺院でございました。
・象のテラス
・王のテラス
・ライ王のテラス
のテラス三昧へ。
写真は王のテラスからの眺めです。
テラス前に軍勢が集結して云々の場所なので、この緑色部分にぞろっと兵士が並んでたのかなーといった具合ですね。
王様の眺めをおすそわけされました。
■タ・プローム
王様の眺めを堪能した後は、タ・プロームへ移動です。
ここの見どころはガジュマルの根が絡みつく遺跡たち。ガイドブックで見てその神秘的とも言える絵にかなり楽しみにしてました。
人が入らないように写真撮るのに必死でした。
神秘的な写真が、撮りたっかたんだ……!
頑張ってみた写真が、左。
根っこが見事に絡みついてますね。
他の遺跡もそうなのですが、ジャングルに埋もれていたのを修復しているのでいたるところに切り株があったり何たりで。
修復スピードよりも壊れるスピードがはやいらしいアンコールワットや、いつかはもっと木が育って崩れちゃうだろうこのタ・プロームとか。
この世の無常さに思いを馳せてしまいますね。
あと何十年後に、カンボジアの遺跡群はどうなっているのかと少し真剣に考えたりもしました。
まあ、この頃から体力ゲージがぐんぐん減っていったんですがね。
■プリア・カーン
午後一発目は2階建ての建物が珍しいプリア・カーンです。
緑も鮮やかな中に、修復された部分を歩くのですが崩壊したままの部分もあり苔むしてたりもしてさながらRPGの遺跡ダンジョンのような雰囲気でした。
また内部も入り組んでましたしね。
ICOとか思い浮かべてました。
あと、この頃からガイドさんの案内に「この遺跡、これだけ!」と投げやり感を感じるように。
そして、我々も嫌な予感がしてました。
遺跡、飽きたかも。
■東メボン
プリア・カーンの後も3箇所ほどまわりましたが、2つ目の東メボンではっきりと自覚しました。
遺跡に飽いているということに。
エジプトのピラミッドを思い出させる遺跡の高いところでカンボジアの風に吹かれながらしみじみ飽きちゃったことを噛みしめました。
遺跡は確かにすばらしいです。それぞれ違いもあります。
しかし、数を回れば共通点ばかりが目につきますし目新しいものも減っていきます。
ガイドさんの「この遺跡、これだけ!」に絶望を知りました。
■小休憩
遺跡はもういいので他のところ行きたいですとガイドさんに訴え、笑顔で土産物屋とかに連れて行ってもらいました。
そして2日目に行ったアンコールクッキーの店の隣のカフェで冷たいもの食べて小休憩です。
飛行機に乗るまでまだ時間はあります。
遺跡は飽きた、しかし我々にはやり残したことがあります。
アンコール・ワットの第三回廊です。
2日目は仏教の日ということで見学できず見上げるだけだった第三回廊、しかし今日は違います。
仏教の日じゃないので登れます。
他のツアー客もいないので好きなところに行けます。
……行くしかない。
■再びのアンコールワット
お堀の外でガイドさんと別れ、第三回廊へ急ぎます。
限られた時間の中で第三回廊までたどり着き、登り、写真を撮る。なかなかの難易度です。
観光に来た人は登らざるを得ない場所です。
また、一度に登れる人数は決まっているとかで。
ええ、行列ができておりました。並んでから登るまでだいたい20分くらいかかりました。後でガイドさんに聞いたら平均的な時間だそうです。
午後の強烈な日差しの中じりじり待ちましたが、登った後の眺めは素晴らしいものでした。
登ってる途中は急な階段に生きた心地がしなかったのですが、登ってよかった…!!
降りるときも死ぬかと思いましたが、登ってよかった…!!
修復中の緑シートが残念なのでセピアモードで撮ってみたり。
いい感じな雰囲気的なものが出てるように思います。
その後はバスに揺られ空港へ。
ところでこの日のバスの運転手さんはできる男でした。
私たちが遺跡から出てくると見計らったようについーっと車を寄せてくるナイスタイミングっぷり。
ガイドさんが電話かけてた姿も見なかったし、事前の打ち合わせがしっかりされてたのか観光にかかる時間なんてこんなものと経験からくるあれだったのか。
車まで歩くとか車探して彷徨うことが全くなかった一日でした。ありがとう、そしてありがとう!!
ガイドさんを占有した形でしたが、このガイドさんもとても穏やかな好青年で。
おかげでとても楽しく観光できました。
体力がなくてグロッキーになってたことが申し訳ないです。
■日本へ
飛行機は、気絶するように寝てました。
行きと同じくホーチミンで乗り換えだったのですが、ホーチミンからの便はもう記憶がとぎれとぎれで。
ご飯でてきて食べた以外は気絶してました。
セントレアから東京までの道のりも記憶があんまりないので同じく気絶するように寝てたと思われます。
なんにせよ、とても楽しいカンボジア旅行でした。
もう一度行きたいなーとも思ったり。プリア・カーンみたいに人が少ないところをまったりじっくり自分たちだけで見学できれば楽しいんだろうなと思いつつもクメール語はもちろん英語もできない私には夢のまた夢ですけれど。
観光バスから見えるカンボジアの市街地の景色や、田んぼ、郊外の集落など色々気になるところはありましたが、もしまたカンボジアに行くことがあればきっと今よりもっと素敵になってるんじゃないかな、なっていればよいなと思います。
ガイドさんも運転手さんもホテルの人も空港の人も皆にこにこしてて、それだけで嬉しくなってああいいなあカンボジア好きだなあと思う単純思考なので。
これで終わりじゃなくて、何かできればなあと思ってる今日この頃です。
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