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随分時間が経ってしまいましたが、先月行ってまいりましたよ新潟。
土曜日に春日山城址観光、日曜日はガタケと一回で二度おいしい新潟旅行。しかし上越エリアと

新潟市の距離はかなりのものな新潟旅行。
金曜日夜に新宿駅から夜行バスでれっつごーです。


■到着から観光開始まで
直江津に着いたのは土曜早朝の5時30分。雨が降っていることもあり、辺りはまだ暗かったです。
心配していた気温も、バスを降りた時点ではそこまで寒くなく。これは幸先よいなあなんて思ってました。
意気揚々とイトーヨーカドー前のバス停に降り立ち直江津駅に向かい始めたところまでは良かったのですが、そこで気付いてしまいました。
携帯電話をバスの中に置き忘れたことに。
慌ててバス停に引き返すもバスの姿はなく、しばらく途方に暮れました。
とりあえずもう1台持ってた携帯から忘れた携帯に電話をかけ、車庫で預かってもらってることを確認し、直江津駅からタクシーに乗って車庫へ行きました。
そんなこんなで携帯電話を取り戻したところでやっとこさ観光開始です。
その頃には暗かった世間もすっかり明るくなり雨もやんでおりましたよ。

■春日山へ
気を取り直して再びの直江津駅。
とりあえず看板の写真を。携帯電話の一件で時間をロスしたので焦っておりますがこの時点でだいたい7時ちょい前くらい。



駅は閑散としておりました。
長野行の電車に乗って隣駅の春日山駅を目指すのですが、やってきた電車の扉が手動なことに静かに衝撃を感じました。

プレハブちっくな春日山駅に着いてまずやったことは観光パンフレットを探すことでした。
だいたい観光地にはパンフあるよねと思って地図は持って来ていなかったのです。
しかし、駅にパンフはなく、パンフの置いてある駅向かいの施設の開館は八時半。一時間半くらい先です。
仕方ないので駅にある大きな観光案内マップの写真を撮り、歩き始めました。
ここらへんからもう行き当たりばったりの匂いがぷんぷんですね!
ちなみに事前の情報だと春日山駅から春日山城址までは徒歩40分です。ちょろいです。



春日山城址をめざし大きな通りをひたすらまっすぐ歩きます。
途中途中に看板もあるので順調です。

近くなってくると観光案内の看板もちらほら見かけるようになり、テンションも上がってきます。
観光地ですが朝早いせいか歩いている人は私一人。第一村人発見できず。
しかしまさかその後3時間誰とも会わないとかその時どうして想像できたでしょう。

■春日山城址~林泉寺

さて、やってきました春日山城址。
散策ルートは色々あるみたいですが、せっかく来たので全てを網羅すべく西から攻めることにしました。
復元されたと言う大手道を通って柿崎屋敷跡を目指します。



ちなみに大手道、整備はされてますがこんな感じの山道でした。



誰もいない上に車も通らないので、雪解け水なのか雨水なのか、耳に聞こえる音は水路を流れる水の音がよく聞こえます。
というか物音はそれくらいです。
空も灰色で、なんだか物寂しい雰囲気ですがそれが良い感じでした。

山道は慣れているので特に気にすることもなく歩いていたところ、前方にこんな景色が。



ゆ、ゆ、ゆ、雪だあああああああああああ!

まあ残っているだろうなとは思っていましたが、雪。
しかし、踏み固められていないもっさりした雪であるとは予想外でした。
人の足跡がいくつかあったので通った人はいるようですが、もう足が埋まること埋まること。
九州出身の私は雪に足がとられるとか初体験すぎて途方にくれました。
しかしここまで登ってくる時点でかなり息も切れてましたし引き返したい道ではなかったので進むしかなく。ざっくざっくと雪道を歩きます。
雪道はまだ良かったです。南三の丸の辺りに出ると、一面の雪原でした。
道が、ない。
雪はさらにもっさりと積もっており、脛まで雪に埋もれながら進みます進みます。

ちなみに柿崎屋敷跡はこんな感じの雪原でした。うひ。



景勝屋敷跡、大井戸跡、油流しと看板読み読み散策は続きます。
景勝屋敷跡くらいから、雪はちらほら残ってはいる程度になって安心しました。ずっと雪道だったら心ぶち折れてたと思います。
けっこう体力ゲージががんがん減っていっていて気を抜くと写真撮るのを忘れている。そんな感じです。
と言いますか、春日山城址は城跡なので建物が現存しているわけでもないので絵的にはとても寂しい感じです。しかし実際に歩くと春日山城の広さ、道の辛さに当時の城勤めの人は大変だったんだろうなあとかそういうことをつらつら考えながら歩けて楽しかったです。

直江屋敷跡には信綱も実際に住んだと看板に書いてあってテンション上がりました。うひょっと。
直江、ミラージュこじらせているので直江と言えば信綱です。

景虎屋敷跡もしっかり見てきました。



看板に『炎の蜃気楼』の文字が合ってひっ!となったのも良い思い出です。
景虎と言えば、春日山城址へ向かう途中に見えた雪山の威容に感動したのを思い出しました。小田原のあたりの景色は穏やかだった記憶があるので、それと比べてあの山々を見た時の景虎もきっと驚いたろうなあとか思います。
余談ですが、私も九州の出身で育った土地にはあまり高い山もなく、日光で見た日光連峰や今回の新潟の山(一体何山だったのか)といった高く険しく雪かぶってる山は目に新しく圧倒的でした。
山を信仰対象にするとか今まではぴんとこなかったのですが、こういう山々を見ると分かる気がするとかそんなことを思いましたよ。
どんな山かと言うとこんな山。



写真は午後から直江津市内を歩き回った時に撮ったやつです。


で、一時間半くらい山の上の方をうろちょろして満足したので下ります。
ここでやっと謙信公像と対面です。



凛々しい。
しかし、なんかすごく微妙な高さと位置にあって写真が撮り辛い事この上なし。
この時点でだいぶ興奮状態も落ち着いてきてたのですが、そこで気になったのが寒さです。
寒かったです。バス降りた時点でのなまぬるい気温どこいったってくらいの寒さです。
土産物を売る売店とかありましたが朝早いため空いておらず。
しばらく寒さに震えながらベンチで小休憩です。
ちなみにその後行った春日山神社の宝物館も開館時間までは時間がありすぎて泣く泣く諦めました。
朝早い時間の観光は観光地ひとりじめ気分が味わえて良いのですが、こういった施設系に行けないのが難点です。


そして更に下っていくと林泉寺です。



こっちは拝観が九時からだったので無事に中に入ることが出来ました。やったね!
色々な墓があるらしく、看板もあったのですが、実際どれがどれやらわ、わかりませんでし、た……。
林泉寺の宝物館では謙信公の自筆の書とか見れました。
謙信公の文字はなんというか、太くて元気でした。それでいて柔らかい印象もあって。けっこう豪快な人だったのかなあとか思いましたよ。


■ひたすら歩く

で、その後道に迷いながら春日山駅まで戻ったのですがその後が問題でした。
午後は直江津市内を観光しようと思っていたので直江津駅に戻りたいのですが、電車が行ったばかりで待ち時間50分。
東京の便利さに慣れきった身ににはその待ち時間が辛く、一駅ならあるけるかな、とかなんとか思ってしまったのが運の尽き。
直江津駅まで一時間強、観光的には何ら面白味のない道をひたすら歩きました。
体力ゲージも赤点滅でしたが、精神的にもいろいろきました。
大人しく電車待つかタクシー拾うかした方が絶対良いです。
歩くの駄目、絶対。

■直江津市内観光

駅前のホテルにあるレストランで昼食をとり、体力を半分ほど回復させて午後は直江津市内観光です。
春日山駅前で観光パンフも無事にゲットできていたのでその散歩マップを見ながらの散策です。
散歩マップと銘打ってあったので気軽に出発しましたが、縮尺おかしいと気付いたのは直江津港まで一時間近く歩いた後でした。
ものすごく、ウォーキングです……。
灰色の空と海を眺めながら再び体力ゲージが赤点滅なのを感じておりました。



■高田

直江津市内を嫌と言うほど歩き回った後は再び電車の乗って高田駅へ。
とりあえずホテルに行って仮眠をとりたいと切実な思いを抱えて電車へ。
しかしチェックインの時間は15時。駅に着いたのが14時。あと一時間どうしようと迷って、迷った挙句またしても軽率に散歩する道を選んでしまったのです。
コインロッカー代をけちってキャリーバッグをごろごろ言わせながらの高田市内徒歩観光。
結論から言えば、残りわずかな体力を使い切りました。
駅で甘い物を買い込み、15時にホテルへ駆け込み、買った甘い物を貪った後、ベッドへ。
二時間ほど泥の様に眠りました。

昼寝から目覚めた後は既に筋肉痛を訴える体を甘やかすため夕飯です。
ホテル一階にあるお店で夕食をとりました。
料理はとてもおいしかったです。
日本酒も、おいしかったです。



一合だけ飲んだのですが昼間の疲れもあって酔いが回ること回ること。
しかしすっかり酔っ払いで良い気になった私は店を出ると再び観光すべく夜の高田市内へ繰り出したのでありました。

まあ、予想外に暗く街灯のない道多かったので40分ほどで切り上げましたが。
夜の高田駅がとても幻想的でしたよ。



その日の夜ももちろんよく眠れました。

そんなこんなで行き当たりばったりひとり旅だった土曜日の終了です。
次の日曜は六時発の高速バスに乗って新潟市内へ行き、ガタケに参加してきました。
その節は色々なかたにご迷惑をおかけしたりお世話になったり、しかしとても楽しかったです。
春日山観光だけ、ガタケだけのどちらか一方だけだったらきっと決意できなかった新潟行でしたが結果的には行って本当に良かったと思っております。
まあ、死ぬほど歩いたせいで膝が炎症を起こして今に至るまで完治してないとかおもけもつきましたがそれはそれ。

まあしかし、再び5月にガタケ参加を軽率に決意するとはこの時点では全く予想できませんでしたね。
来月も、新潟です。






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