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随分時間が経ってしまいましたが、先月行ってまいりましたよ新潟。
土曜日に春日山城址観光、日曜日はガタケと一回で二度おいしい新潟旅行。しかし上越エリアと

新潟市の距離はかなりのものな新潟旅行。
金曜日夜に新宿駅から夜行バスでれっつごーです。


■到着から観光開始まで
直江津に着いたのは土曜早朝の5時30分。雨が降っていることもあり、辺りはまだ暗かったです。
心配していた気温も、バスを降りた時点ではそこまで寒くなく。これは幸先よいなあなんて思ってました。
意気揚々とイトーヨーカドー前のバス停に降り立ち直江津駅に向かい始めたところまでは良かったのですが、そこで気付いてしまいました。
携帯電話をバスの中に置き忘れたことに。
慌ててバス停に引き返すもバスの姿はなく、しばらく途方に暮れました。
とりあえずもう1台持ってた携帯から忘れた携帯に電話をかけ、車庫で預かってもらってることを確認し、直江津駅からタクシーに乗って車庫へ行きました。
そんなこんなで携帯電話を取り戻したところでやっとこさ観光開始です。
その頃には暗かった世間もすっかり明るくなり雨もやんでおりましたよ。

■春日山へ
気を取り直して再びの直江津駅。
とりあえず看板の写真を。携帯電話の一件で時間をロスしたので焦っておりますがこの時点でだいたい7時ちょい前くらい。



駅は閑散としておりました。
長野行の電車に乗って隣駅の春日山駅を目指すのですが、やってきた電車の扉が手動なことに静かに衝撃を感じました。

プレハブちっくな春日山駅に着いてまずやったことは観光パンフレットを探すことでした。
だいたい観光地にはパンフあるよねと思って地図は持って来ていなかったのです。
しかし、駅にパンフはなく、パンフの置いてある駅向かいの施設の開館は八時半。一時間半くらい先です。
仕方ないので駅にある大きな観光案内マップの写真を撮り、歩き始めました。
ここらへんからもう行き当たりばったりの匂いがぷんぷんですね!
ちなみに事前の情報だと春日山駅から春日山城址までは徒歩40分です。ちょろいです。



春日山城址をめざし大きな通りをひたすらまっすぐ歩きます。
途中途中に看板もあるので順調です。

近くなってくると観光案内の看板もちらほら見かけるようになり、テンションも上がってきます。
観光地ですが朝早いせいか歩いている人は私一人。第一村人発見できず。
しかしまさかその後3時間誰とも会わないとかその時どうして想像できたでしょう。

■春日山城址~林泉寺

さて、やってきました春日山城址。
散策ルートは色々あるみたいですが、せっかく来たので全てを網羅すべく西から攻めることにしました。
復元されたと言う大手道を通って柿崎屋敷跡を目指します。



ちなみに大手道、整備はされてますがこんな感じの山道でした。



誰もいない上に車も通らないので、雪解け水なのか雨水なのか、耳に聞こえる音は水路を流れる水の音がよく聞こえます。
というか物音はそれくらいです。
空も灰色で、なんだか物寂しい雰囲気ですがそれが良い感じでした。

山道は慣れているので特に気にすることもなく歩いていたところ、前方にこんな景色が。



ゆ、ゆ、ゆ、雪だあああああああああああ!

まあ残っているだろうなとは思っていましたが、雪。
しかし、踏み固められていないもっさりした雪であるとは予想外でした。
人の足跡がいくつかあったので通った人はいるようですが、もう足が埋まること埋まること。
九州出身の私は雪に足がとられるとか初体験すぎて途方にくれました。
しかしここまで登ってくる時点でかなり息も切れてましたし引き返したい道ではなかったので進むしかなく。ざっくざっくと雪道を歩きます。
雪道はまだ良かったです。南三の丸の辺りに出ると、一面の雪原でした。
道が、ない。
雪はさらにもっさりと積もっており、脛まで雪に埋もれながら進みます進みます。

ちなみに柿崎屋敷跡はこんな感じの雪原でした。うひ。



景勝屋敷跡、大井戸跡、油流しと看板読み読み散策は続きます。
景勝屋敷跡くらいから、雪はちらほら残ってはいる程度になって安心しました。ずっと雪道だったら心ぶち折れてたと思います。
けっこう体力ゲージががんがん減っていっていて気を抜くと写真撮るのを忘れている。そんな感じです。
と言いますか、春日山城址は城跡なので建物が現存しているわけでもないので絵的にはとても寂しい感じです。しかし実際に歩くと春日山城の広さ、道の辛さに当時の城勤めの人は大変だったんだろうなあとかそういうことをつらつら考えながら歩けて楽しかったです。

直江屋敷跡には信綱も実際に住んだと看板に書いてあってテンション上がりました。うひょっと。
直江、ミラージュこじらせているので直江と言えば信綱です。

景虎屋敷跡もしっかり見てきました。



看板に『炎の蜃気楼』の文字が合ってひっ!となったのも良い思い出です。
景虎と言えば、春日山城址へ向かう途中に見えた雪山の威容に感動したのを思い出しました。小田原のあたりの景色は穏やかだった記憶があるので、それと比べてあの山々を見た時の景虎もきっと驚いたろうなあとか思います。
余談ですが、私も九州の出身で育った土地にはあまり高い山もなく、日光で見た日光連峰や今回の新潟の山(一体何山だったのか)といった高く険しく雪かぶってる山は目に新しく圧倒的でした。
山を信仰対象にするとか今まではぴんとこなかったのですが、こういう山々を見ると分かる気がするとかそんなことを思いましたよ。
どんな山かと言うとこんな山。



写真は午後から直江津市内を歩き回った時に撮ったやつです。


で、一時間半くらい山の上の方をうろちょろして満足したので下ります。
ここでやっと謙信公像と対面です。



凛々しい。
しかし、なんかすごく微妙な高さと位置にあって写真が撮り辛い事この上なし。
この時点でだいぶ興奮状態も落ち着いてきてたのですが、そこで気になったのが寒さです。
寒かったです。バス降りた時点でのなまぬるい気温どこいったってくらいの寒さです。
土産物を売る売店とかありましたが朝早いため空いておらず。
しばらく寒さに震えながらベンチで小休憩です。
ちなみにその後行った春日山神社の宝物館も開館時間までは時間がありすぎて泣く泣く諦めました。
朝早い時間の観光は観光地ひとりじめ気分が味わえて良いのですが、こういった施設系に行けないのが難点です。


そして更に下っていくと林泉寺です。



こっちは拝観が九時からだったので無事に中に入ることが出来ました。やったね!
色々な墓があるらしく、看板もあったのですが、実際どれがどれやらわ、わかりませんでし、た……。
林泉寺の宝物館では謙信公の自筆の書とか見れました。
謙信公の文字はなんというか、太くて元気でした。それでいて柔らかい印象もあって。けっこう豪快な人だったのかなあとか思いましたよ。


■ひたすら歩く

で、その後道に迷いながら春日山駅まで戻ったのですがその後が問題でした。
午後は直江津市内を観光しようと思っていたので直江津駅に戻りたいのですが、電車が行ったばかりで待ち時間50分。
東京の便利さに慣れきった身ににはその待ち時間が辛く、一駅ならあるけるかな、とかなんとか思ってしまったのが運の尽き。
直江津駅まで一時間強、観光的には何ら面白味のない道をひたすら歩きました。
体力ゲージも赤点滅でしたが、精神的にもいろいろきました。
大人しく電車待つかタクシー拾うかした方が絶対良いです。
歩くの駄目、絶対。

■直江津市内観光

駅前のホテルにあるレストランで昼食をとり、体力を半分ほど回復させて午後は直江津市内観光です。
春日山駅前で観光パンフも無事にゲットできていたのでその散歩マップを見ながらの散策です。
散歩マップと銘打ってあったので気軽に出発しましたが、縮尺おかしいと気付いたのは直江津港まで一時間近く歩いた後でした。
ものすごく、ウォーキングです……。
灰色の空と海を眺めながら再び体力ゲージが赤点滅なのを感じておりました。



■高田

直江津市内を嫌と言うほど歩き回った後は再び電車の乗って高田駅へ。
とりあえずホテルに行って仮眠をとりたいと切実な思いを抱えて電車へ。
しかしチェックインの時間は15時。駅に着いたのが14時。あと一時間どうしようと迷って、迷った挙句またしても軽率に散歩する道を選んでしまったのです。
コインロッカー代をけちってキャリーバッグをごろごろ言わせながらの高田市内徒歩観光。
結論から言えば、残りわずかな体力を使い切りました。
駅で甘い物を買い込み、15時にホテルへ駆け込み、買った甘い物を貪った後、ベッドへ。
二時間ほど泥の様に眠りました。

昼寝から目覚めた後は既に筋肉痛を訴える体を甘やかすため夕飯です。
ホテル一階にあるお店で夕食をとりました。
料理はとてもおいしかったです。
日本酒も、おいしかったです。



一合だけ飲んだのですが昼間の疲れもあって酔いが回ること回ること。
しかしすっかり酔っ払いで良い気になった私は店を出ると再び観光すべく夜の高田市内へ繰り出したのでありました。

まあ、予想外に暗く街灯のない道多かったので40分ほどで切り上げましたが。
夜の高田駅がとても幻想的でしたよ。



その日の夜ももちろんよく眠れました。

そんなこんなで行き当たりばったりひとり旅だった土曜日の終了です。
次の日曜は六時発の高速バスに乗って新潟市内へ行き、ガタケに参加してきました。
その節は色々なかたにご迷惑をおかけしたりお世話になったり、しかしとても楽しかったです。
春日山観光だけ、ガタケだけのどちらか一方だけだったらきっと決意できなかった新潟行でしたが結果的には行って本当に良かったと思っております。
まあ、死ぬほど歩いたせいで膝が炎症を起こして今に至るまで完治してないとかおもけもつきましたがそれはそれ。

まあしかし、再び5月にガタケ参加を軽率に決意するとはこの時点では全く予想できませんでしたね。
来月も、新潟です。






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間があいてしまいましたが、カンボジア旅行記その2です。

【3日目】

3日目も元気に遺跡観光です。
ホテルでもりもり朝食を食べた後、ロビーでガイドさんと合流です。
前日も3組のご夫婦とガイドさんとでぞろぞろツアーだったのでこの日もそうかと思えばなんとガイドさんと我々と運転手さんの4人旅。
決められたコースは回るけれど、時間が余ったら好きなところ連れて行くよーと言われあまりの好待遇に呆然となりました。

■アンコール・トム

44df9e1e.jpeg午前中はアンコール・トム見学です。
何しろ広いので、車でポイントを見て回る形です。
感動したのは中心にあるバイヨン寺院!
ガイドブックなどでは巨大な観音様の顔が四面にある塔で有名なところですね。
ガイドブックで知りましたけど。
そんな観世音菩薩の四面塔が全部で54あるらしいです。
顔だらけですが、その顔もひとつひとつ違うので「お気に入りの顔を見つけてね!」的なことをガイドさんが言ったような言ってないような。

遺跡は広い上に、そんな四面塔がそこここにあって異様な迫力です。
どう言葉に表したものか悩みますが、とにかくすごかったと小学生並みの言葉しか出てきません。
すごかった、大きかった、圧倒された。
そんなバイヨン寺院でございました。

72561804.jpegバイヨン寺院からまた車に乗り、
・象のテラス
・王のテラス
・ライ王のテラス
のテラス三昧へ。
写真は王のテラスからの眺めです。
テラス前に軍勢が集結して云々の場所なので、この緑色部分にぞろっと兵士が並んでたのかなーといった具合ですね。
王様の眺めをおすそわけされました。


■タ・プローム

王様の眺めを堪能した後は、タ・プロームへ移動です。
ここの見どころはガジュマルの根が絡みつく遺跡たち。ガイドブックで見てその神秘的とも言える絵にかなり楽しみにしてました。

f59dbedc.jpeg当然、そんな魅力的な場所であるので人の量もすごかったです。
人が入らないように写真撮るのに必死でした。
神秘的な写真が、撮りたっかたんだ……!

頑張ってみた写真が、左。

根っこが見事に絡みついてますね。
他の遺跡もそうなのですが、ジャングルに埋もれていたのを修復しているのでいたるところに切り株があったり何たりで。
修復スピードよりも壊れるスピードがはやいらしいアンコールワットや、いつかはもっと木が育って崩れちゃうだろうこのタ・プロームとか。
この世の無常さに思いを馳せてしまいますね。
あと何十年後に、カンボジアの遺跡群はどうなっているのかと少し真剣に考えたりもしました。

まあ、この頃から体力ゲージがぐんぐん減っていったんですがね。


■プリア・カーン

午後一発目は2階建ての建物が珍しいプリア・カーンです。

e4f2a51d.jpeg2階建てはさておき、この遺跡、観光客も少なく虫や鳥の声が聞こえてくる静かな遺跡でした。
緑も鮮やかな中に、修復された部分を歩くのですが崩壊したままの部分もあり苔むしてたりもしてさながらRPGの遺跡ダンジョンのような雰囲気でした。
また内部も入り組んでましたしね。
ICOとか思い浮かべてました。
あと、この頃からガイドさんの案内に「この遺跡、これだけ!」と投げやり感を感じるように。

そして、我々も嫌な予感がしてました。
遺跡、飽きたかも。

■東メボン

プリア・カーンの後も3箇所ほどまわりましたが、2つ目の東メボンではっきりと自覚しました。
遺跡に飽いているということに。
エジプトのピラミッドを思い出させる遺跡の高いところでカンボジアの風に吹かれながらしみじみ飽きちゃったことを噛みしめました。
遺跡は確かにすばらしいです。それぞれ違いもあります。
しかし、数を回れば共通点ばかりが目につきますし目新しいものも減っていきます。
ガイドさんの「この遺跡、これだけ!」に絶望を知りました。

■小休憩

遺跡はもういいので他のところ行きたいですとガイドさんに訴え、笑顔で土産物屋とかに連れて行ってもらいました。
そして2日目に行ったアンコールクッキーの店の隣のカフェで冷たいもの食べて小休憩です。
飛行機に乗るまでまだ時間はあります。
遺跡は飽きた、しかし我々にはやり残したことがあります。
アンコール・ワットの第三回廊です。
2日目は仏教の日ということで見学できず見上げるだけだった第三回廊、しかし今日は違います。
仏教の日じゃないので登れます。
他のツアー客もいないので好きなところに行けます。
……行くしかない。


■再びのアンコールワット

お堀の外でガイドさんと別れ、第三回廊へ急ぎます。
限られた時間の中で第三回廊までたどり着き、登り、写真を撮る。なかなかの難易度です。

cee660aa.jpeg第三回廊はアンコールワットの中心。メイン部分です。
観光に来た人は登らざるを得ない場所です。
また、一度に登れる人数は決まっているとかで。
ええ、行列ができておりました。並んでから登るまでだいたい20分くらいかかりました。後でガイドさんに聞いたら平均的な時間だそうです。
午後の強烈な日差しの中じりじり待ちましたが、登った後の眺めは素晴らしいものでした。
登ってる途中は急な階段に生きた心地がしなかったのですが、登ってよかった…!!
降りるときも死ぬかと思いましたが、登ってよかった…!!


f397b427.jpeg大急ぎでガイドさんのところに戻って、アンコールワットともお別れなので写真をまたいっぱい撮りました。
修復中の緑シートが残念なのでセピアモードで撮ってみたり。
いい感じな雰囲気的なものが出てるように思います。





その後はバスに揺られ空港へ。
ところでこの日のバスの運転手さんはできる男でした。
私たちが遺跡から出てくると見計らったようについーっと車を寄せてくるナイスタイミングっぷり。
ガイドさんが電話かけてた姿も見なかったし、事前の打ち合わせがしっかりされてたのか観光にかかる時間なんてこんなものと経験からくるあれだったのか。
車まで歩くとか車探して彷徨うことが全くなかった一日でした。ありがとう、そしてありがとう!!

ガイドさんを占有した形でしたが、このガイドさんもとても穏やかな好青年で。
おかげでとても楽しく観光できました。
体力がなくてグロッキーになってたことが申し訳ないです。

■日本へ

飛行機は、気絶するように寝てました。
行きと同じくホーチミンで乗り換えだったのですが、ホーチミンからの便はもう記憶がとぎれとぎれで。
ご飯でてきて食べた以外は気絶してました。
セントレアから東京までの道のりも記憶があんまりないので同じく気絶するように寝てたと思われます。

なんにせよ、とても楽しいカンボジア旅行でした。
もう一度行きたいなーとも思ったり。プリア・カーンみたいに人が少ないところをまったりじっくり自分たちだけで見学できれば楽しいんだろうなと思いつつもクメール語はもちろん英語もできない私には夢のまた夢ですけれど。

観光バスから見えるカンボジアの市街地の景色や、田んぼ、郊外の集落など色々気になるところはありましたが、もしまたカンボジアに行くことがあればきっと今よりもっと素敵になってるんじゃないかな、なっていればよいなと思います。
ガイドさんも運転手さんもホテルの人も空港の人も皆にこにこしてて、それだけで嬉しくなってああいいなあカンボジア好きだなあと思う単純思考なので。
これで終わりじゃなくて、何かできればなあと思ってる今日この頃です。


4月の連休で行ってまいりましたカンボジア4日間の旅、旅の道連れは毎度お世話になっている会社の同期・ちんさんです。今回も大変お世話になりました。

【1日目】

■出発
羽田/成田発のツアーが満席だったので出発は中部国際空港からでした。初セントレア!
セントレアのマスコット(?)の”なぞの旅人 フー”とやらが土産物屋で愛想をふりまいておりましたよ。
平日の27日だったためか人は少なめ。
すいすい搭乗手続きしてれっつごーカンボジア。
ちなみに日本からカンボジアへの直行便はないので、今回はホーチミン経由でカンボジア入りしました。

■到着

到着した頃は今にも日が沈もうとしている夕方です。
飛行機から降りた途端にむわっと湿気を含んだ熱気を感じました。さすが熱帯、夏です。
気温が上がるとテンションが上がる仕様の私の気分が一気に上向きます。
e9bdbb13.jpeg飛行機からは歩いて空港の建物内に向かったので、夕焼けを写真に撮ってみたり。
ポストカードとかになっても様になるすごく綺麗な夕焼けでした。
しかし別の方角では雷が鳴っていたり。
カンボジアはちょうど乾季から雨季への変わり目で、天気予報では毎日雨でした。
しかし雨季は日本の梅雨とは違い、一日中雨が降っていることはないし降るのも一部の地域のみとのこと。
スコールが見れるかもとテンションが上がります。
何事も体験してみたいですね!


cdb327fb.jpeg

到着した空港はシェムリアップ空港です。
こじんまりした、かわいらしい空港だなあと思いました。
ここでも写真撮りましたが、絵になること絵になること。




現地のガイドさんと合流してバスでホテルまで向かいます。
カンボジアを自分たちだけで周る自信が全くなかったので今回の旅はツアーです。
現地のガイドさんにぴよぴよついていく形です。
バスから見える街灯が少ない道は暗く、ホテルも市街地から少し離れているのでその日はホテルのマッサージでほぐされた後、爆睡しました。

【2日目】

■アンコールワット

2日目は早朝のアンコールワットで朝日を拝みます。
まだ暗い中バスに揺られアンコールワットへ。
ベトナムに来るのもアンコールワット見るのも生まれて初めてです。アンコールワットのお堀の縁で
1ebe0635.jpegガイドさんの解説を聞きますが、遠くに見える建物の影に胸が熱くなります。
本物のアンコールワット且つ早朝の神秘的な雰囲気(観光客はわたしたちの他にもぞろぞろおりますが)にすっかり呑まれテンションはだだ上がりです。

アンコールワットはヒンドゥー教の寺院として建立されましたが現在は仏教寺院として信仰されているとのこと。
「仏教の日」とされる月に4日ほどある日は中心の第三回廊には立ち入り禁止です。
ちなみに私たちが訪れたこの日がまさにその日。運が悪いけれど、出発前からわかっていたことなのでぐっと堪えます。あの葡萄はすっぱかったんだよな境地。

朝日拝んだ後、一旦ホテルに戻って朝食とりました。ブッフェ形式のこの朝食もおいしかったです。
カンボジアの料理は香辛料や香草とか味付けもそんなに極端じゃなくて、どちらかと言えば淡白な味でとても食べやすかったです。

432e4c7b.jpeg朝食の後、再びアンコールワットへ。
完全に日がのぼった後のアンコールワットは薄暗い中では見えなかったものも見えてなんだか別の場所のようでした。
壁面のデバター(女神の像)が、あんなところにもこんなところにも。
そして、当然のようにさんさんと輝く太陽の下は暑いわけで。帽子と日傘は必需品です。
第一回廊、第二回廊と内側へ内側へとガイドさんの説明を聞きながら歩きます。
壁面は前述のデバターや神話をもとにした彫刻でいっぱいです。
写真は柱に書かれた碑文。サンスクリット語で書かれているらしいですね。
首が痛くなるくらい見上げた上からびっしり書かれてます。
ガイドさんの説明でわかったことは、阿修羅っていっぱいいるんだなあってことでした。
不死の薬を飲もうとして首から上と腕だけになった阿修羅が「カーマ」らしいです。
その他大勢から名前を持つ個になったんだなあと奇妙な萌えを感じました。不謹慎!

■バンテアイ・スレイ

午後はシェムリアップ市内からバスで小一時間ほどのバンテアイ・スレイという遺跡観光です。
行き道に郊外の風景を眺めましたが、田んぼがどこまでも広がっている中の家は高床式で、どの家にも鶏と犬がいるみたいに見えました。田んぼには牛(水牛?)がいて、のどかな田園風景でございます。
ただし、すごく、暑い。35度は軽くこえてたみたいですよ。

034308da.jpeg全体的に赤っぽいこの遺跡、遺跡の由来やら何やらは頭からすっぽぬけましたが、参道の脇にずらっとならぶリンガが印象的でした。
リンガって何かと言えばつまり男性器でしょと思ったのですが、違うのかな?
あー、ちん○ーと小学生のような感想を胸に秘めながら眺めておりましたよ。

この遺跡に限らずアンコールワットや周辺の遺跡は都が遷都した時に何百年もほっとかれてジャングルに埋もれた遺跡たちです。
なので今見えるこの姿は修復されたもので、その修復にはカンボジア以外の各国も協力しているとのこと。日本もだいぶ貢献しているとか。
日本をよく言われると嬉しくなっていましますね。
韓国旅行では日本へ対するそこはかとない恨みつらみをちくちく感じて辛かったです。

eab71f1c.jpeg閑話休題。
有名(らしい)な「東洋のモナリザ」もこちらの遺跡にありました。

これ有名だよーと言われると写真を撮らずにはいられない!
カメラはリコーのCX2で、そろそろぼろぼろなのですがなかなか買い替えられないでいます。
もっとカメラの腕が上達したら…!







■買い物

cb622e45.jpeg
遺跡観光の他にもオールドマーケットで値切りつつ買い物したり、
ちょっと高い土産物屋に連れて行ってもらったり、
アンコールクッキーの店で買い物したりカフェで休憩したり、
高級スーパーで買い物したりしました。
写真はオールドマーケット近くの商店街。
異国!



■果物

d65951e7.jpegアプサラダンスを見ながらの夕食を終えた後はホテルへ。
体力ゲージは赤点滅状態ですが、スーパーで買った南国フルーツを食べるまでは寝れません。
買ったのは、王道のマンゴーと釈迦の頭とかいう名前の謎フルーツ。
マンゴーは、日本で食べてるマンゴーは偽物だ!と叫びたいくらい濃厚な味で目が飛び出ました。そしてマンゴー2つパックがペットボトルのミネラルウォーターより安いんですよ。
ふぁんたすてぃっく!!
ちなみに釈迦の頭の方は不思議な味でした。
洋梨のような、そうでもないような。
甘すぎず、まずすぎず。
謎。


果物を堪能した後は、さっさとシャワーを浴びて就寝です。
ちんさんの先に浴びたのですが、その後彼女がシャワーに向かいそこから出てくるところを見ることなく爆睡しておりました。
さすがに、炎天下歩き回ると疲れますね。朝も早かったですし(4時起き)。

2日目はその2に続きます。
 
2月11日から12日の一泊二日で伊香保旅行に行って参りました。
旅の仲間は会社の同期、OL4人のぶらり旅です。つまり宿以外は行き当たりばったり。いつものことです。
東京をレンタカーで出発でございますよ。やはりと言うか渋滞にはまりましたが無事にお昼前に群馬県入りです。

RIMG2116.JPG 腹が減っては戦ができないので、まずはお昼ごはん。
水沢うどんを食べてきました。

入ったお店の近辺は水沢うどんを提供する店が集まっていて、迷うところです。とりあえず途中の道の駅に置いてあったパンフレットに載っててぐるなびの口コミが多い店に。

つけだれが味噌と醤油と二種類あって迷うような醤油一択のような。
とりあえず麺にコシがあってとてもおいしかったです。
あとこの辺りは舞茸が採れるらしく、全力で舞茸推しでした。舞茸センターとかもありました。


RIMG2129.JPGお昼ごはんの後は近くの水澤観世音にお参りです。
天台宗のお寺らしいですね。
御本尊は秘仏らしく開帳されてはいませんが、とりあえず六角堂で地蔵尊を回してきました。
左に三回まわすと何やらよろしいとかなんとか。
ここで私は今年はじめてのおみくじを引きまして、吉でした。
しかし侮ることなかれ、書かれていることは「なんかよい感じ。でも待ってるだけじゃダメだからおまえから行けよ」とかそんな感じで。
今年は攻める年になりそうです。
肉食系女子になりたくて……。

観音様を拝み損ねた後はホテルへ荷物を置きに。
仲居さんがお部屋まで案内してくれるし、お茶まで入れてくれるあたたかいおもてなしに感動しました。
ビジネスホテルばっかりだったから……!

RIMG2140.JPG


で、伊香保といえばこれですよということで石段街へ。
365段の石段を上ります上ります。
予想に反して割と街のはずれの方に石段はありました。
上り口のところにはバス停もあり、新宿からのバスが到着していたり。
東京からバスでやってこれるようです。意外と交通の便がよろしいようで。


RIMG2146.JPG

石段はこんな感じで。休日なこともあって人がいっぱいです。
とりあえずはしゃいでいたので、顔出しパネルで写真撮ったりとかしました。
石段の両側には飲食店ありの旅館ありの射的場ありの。ごちゃごちゃわいわいで楽しい感じです。
きょろきょろしているとあっという間に登り切ってしまいましたと。
意外といける、365段。

 RIMG2150.JPG
頂上には伊香保神社があります。
ここでもお参りお参り。
温泉と医療の神様らしいですね。
16時頃に行きましたが、ここも人でいっぱいです。
さすが観光地。

奥に進むと飲泉所があり、温泉のお湯を飲むことができました。
味は、鉄。
そなえつけのコップもさびてましたが、まあ、鉄。
一口飲んでそっとコップを置きました。
温泉は、浸かりたいものですね。
友人曰く、有馬温泉のお湯よりはマイルドな味だとか。へー。

そうこうしているうちに日も暮れてきたのでホテルへ帰還。
夕飯まで時間があったので温泉入ってきました。
伊香保の温泉は黄金の湯と白銀の湯の二種類がありまして、白銀の湯の方が比較的新しくわいたものみたいですね。
効能は黄金の方が強いとか、本当か嘘かはわかりませんが噂を聞きましたのでつかるのはもっぱら黄金の湯です。
お湯は黄金の湯の方がまろやかで、それもあっての選択でございますよ。
いいお湯でした。

温泉でさっぱりした後は夕食です。お重会席料理です。
お腹よ張り裂けよとばかりに料理が次から次から出てきて幸せでした。
お値段はそこそこしますが、たまの贅沢って良いなあと心の底から思いました。

そして夕飯会場から部屋に戻るときちんと敷かれた布団が…!
今回一番感動したのはこれかもしれません。
基本ベッドか、布団は自分で敷くところばかりに泊まっておりますので……。
そのまま布団へダイブはせず、再び温泉へ。
温泉入り放題。幸せでした。


翌朝は朝焼けをおがみつつまた温泉へ。
起きてすぐの温泉、幸せです。
芯からあったまって、内臓も動き出します。
部屋でSHTを楽しんだ後、朝食です。ここでもお腹いっぱい食べました。

RIMG2192.JPGホテルをチェックアウトしたら次に向かうのは榛名湖です。
写真の通り、湖は凍ってました。
凍った湖を見るのは実は初めてです。
感動して写真撮りまくりましたが、めちゃくちゃ寒かったのは言うまでもありません。指先が、ちょっとの時間でかちこちに。





RIMG2234.JPG
榛名湖の次は榛名神社です。
鳥居をくぐった後、参道を延々と登れば社殿です。
向かう途中の参道には七福神の像があちこち建っていました。
かと思えば筆やブラシの供養碑があったり。なんだか色々盛りだくさん。
他にも凍った坂道や凍った滝に恐怖したり感嘆したりしますが、辿り着いた社殿の見事さは来てよかった!と思うものでした。
この写真では分かりにくいですが、もうあちこちに細かい装飾が彫られていてわっしゃわしゃです。



RIMG2246.JPGこんな感じとか。
柱には龍が巻き付いてるし縁の下にもそれっぽい生物が彫られていたり華やかな印象の建物でした。
細工だらけなのでなにやら繊細な印象も受けますが、派手です。

社殿の他にも、岩が、すごかったです。
何と言えばはまるのかわかりませんが、大きな石、奇妙な形の石が信仰対象になるのがわかるような。そんなような。


観光らしい観光は榛名神社で終了で、あとはひたすら東京へ。
車ですので、ご察しの通り私は後部座席で爆睡です。
乗り物に乗ると条件反射で爆睡です。
一緒に旅する人には毎度申し訳ないのですが、スタミナ足りないなりの対応策と思っていただきたい!
……申し訳ない。

とりあえず仕事のこともすぽーんと忘れて楽しんできました。
温泉は月に1回は入りたいなーとかぜいたくなことも思ったり。
旅は、良いですね。

春にもまたどこかへ行きたいものです。
その1から間が空きましたが、続きです。

senad.JPG2日目はマカオに行きました。
九龍島からマカオ行きのフェリーの乗ってどんぶらこ~。
1日目の疲れも残っていましたのでフェリーの中では爆睡です。
海は青かった気もしますがすべては夢の向こう側。

マカオはですね、下調べが十分でなくてですね、しょっぱな港からセナド広場まで歩いたことが全ての悲劇の発端だった気がしないでもないです。
気力体力ががっつり削られました。
30分以上炎天下歩きましたよ。暑かった、マカオはとても暑かった…。

香港とマカオの通貨は違うけれど、マカオでは相変わらず香港ドルで買い物をしておりました。「ほんこんだらー、OK?」を毎度繰り返しましたが香港と同じく無愛想に見える顔でうんうんうなずかれて万事OK。
そういえば香港やマカオのお店では笑顔で接客してもらうことは少なかったような。
飲茶食べたところくらいじゃなかったかなと。
しかし態度が悪いわけじゃなく、広東語がまったく分からない失礼極まりない私にも身振り手振りでとても親切でした。ガイドブックに書かれている通り世話好きなイメージでございます。

セナド広場はですね、写真で見るのよりぺったりしてました。なんかこう、色とか。
渋みとか趣とかそんなわびさびじゃなくて、カラフルな感じで。そしてぺったり。ぺったりカラフル。
建物は遺跡でも何でもなく普通にお店だったりするので情緒あふれる写真を撮るのは至難の技でした。
良さげな部分をズームズーム!
senad2.JPG
がんばって、こんな感じ。
写真をうまく撮れるようになりたいというか、この四角形の中で物事をすてきにすっきり収めたい…。






セナド広場の次はですね、各種世界遺産めぐりです。
やはり歩きです。
友人も私も体力ゲージが赤点滅だったので色々と薄氷を踏むような思いでした。
いやもう主に私が地図読み間違ったりでいやもうほんとにすまなかった……。

macow1.JPG
そんな彷徨ったマカオの街並みは、こんな。
香港と同じく古い建物が良い感じです。
セナド広場とか遺産の教会よりもこっちの風景に心惹かれました。
あっちこっちで工事とかしてて、道端にレンガとか詰まれてました。
工事も、日本ほどがっちり周囲を覆ってるわけでなく脇をとおると普通に石とか飛んでくるとかそんな感じです。
機械が石削るのをまじまじを眺めました。小石にアタックされながら。




教会はですね、なんかいっぱい回りました。
ステンドグラス見たりドームみたり骨見たり。教会に入るのは何気に初めてだったりしたのでうっかりこれまた失礼なことをしてしまい係の人に注意されたり。帽子を、かぶったままだったのです。
世間知らず、恥ずかしい。
申し訳ない。

kyo.JPG


 教会の中ではさすがに写真を撮るのはなんかあれだなーと思ったので外観写真ばかり撮りました。
それぞれの教会のうんちくも暑さのためにほとんど頭に入ってこず。
でも、神社仏閣と同じくそういう神聖と言いますか、粛々とした気分になる場所でした。

他にマカオで印象的だったのはやはりカジノです。
中に入ってはいないのですが、建物がド派手。地方のパチンコ屋の5倍くらい派手です。
にょっきり金ぴかのビルがあると思えばカジノだし、いやはや。
カジノなんてセレブの遊びはようわからんのです。

旅行からだいぶ日がってるので記憶もそろそろあやしいですが、香港・マカオはとっても異国情緒あふれてて面白かったです。
また行きたいなーとは思いますが今度は冬とか暑くない季節で。ほんとに。
香港はパクチーのようなにおいと生ごみのにおいとくさやのようなにおいがしてましたよ。
そう思うと東京は無臭だなーと思います。
あとトイレにおばさんがいないので、落ち着く。香港のトイレには色々お世話する女性が常駐しておりました。
あれが妙に落ち着かなかったのです。
韓国のトイレは紙を流せないことがストレスでした。
トイレ大事、トイレはほんと大事。

そんなこんなで尻切れトンボですが旅行記はこれにて終了。
次回は今週末、伊豆まで山登り行くのでそのことでも書ければいいなーとか。
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 プロフィール
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鳥町 三鼓
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女性
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読書・ゲーム・妄想
自己紹介:
どこにでもいる腐女子です。
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